インタビュー

【念願のショートボードに乗れた!】50代から始めたサーフィンが開花した50代のKさん

それでも、ショートボードに乗りたかった

サーフィンをやりたかった。
その想いはずっと心の奥にあった。

膝を悪くしたことがきっかけで、彼は海へ向かった。最初に手にしたのは、浮力の高いファンボード。安定するはずだった。だが現実は違った。

ドルフィンができない。
1回沖に出るのに30分以上…
途中まで行っては波に戻される。

「これができなければ、サーフィンにならない。」

彼女にとっての最初の壁は“ゲット”だった。

転機は、VSCで板の浮力を下げたこと。
沈むのではないかという不安。しかし実際は違った。

グッと押し込むと、スッと入る。
ドルフィンが“できた”。
いつも30分かかっていた沖に、短時間で出られた。

「浮力を下げたらできなくなる」
その思い込みが崩れた瞬間だった。

VSCでの練習は派手ではない。
細かく区切られたステップ。
今日やることが明確に決まっている。

「今日はこれだけでいい。」

それが、今まで続かなかった彼を変えた。
継続できたこと。それ自体が成長だった。

一年後、彼女の視界は変わる。
波しか見えていなかった世界に、周囲の景色が広がる。
自分の動きを客観視できるようになる。

「漕ぎすぎている」
「タイミングが合っていない」
「ノーズが下がった理由がわかる」

感覚ではなく、理解でサーフィンをするようになった。

ショートは無理だと言われることもある。
だが彼女は言う。

「あなたの人生なんだから、やりたいならやればいい。」

必要なのは、諦めないこと。
そして、一段ずつ積み上げること。

できなければ一つ前に戻る。
それだけだ。

海は変わらない。
変わったのは、自分だった。

思い込みを手放し、正しく積み上げる。
その先に、確実な上達がある。

これは一人のサーファーの物語であり、
同時に、これから始めるすべての人へのメッセージでもある。

 

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