サーフィンは本当に奥が深く、どれだけ続けていても「もっと乗りたい」「もっと上手くなりたい」という気持ちが消えることはありません。
しかし、40代・50代・60代になってくると、多くのサーファーが口にする悩みがあります。
「○○歳なんですけど、今からでも上達できますか?」
「もう若くないので、体力的に無理ですよね…?」
この質問は昔からずっと多いのですが、結論から言うと──
サーフィンに“年齢の壁”はありません。
むしろ、今からが一番伸ばしやすい。
というのが、30年以上サーフィンを教えてきた私の実感です。

どこからでもサーフィンは上達できる!
■ 10年後の自分を想像すると「いま」が一番若い
年齢を理由にチャレンジを止めてしまうのは本当にもったいない。
たとえば、いま53歳の人が「もう遅い」と感じたとして──10年後の63歳の自分からするとどう見えるでしょう?
「いやいや、53歳なんてめちゃくちゃ若いじゃないか!」
「その頃にもっと鍛えておけば良かった…」
必ずそう思うはずです。
私自身、53歳の今、10年後の自分を想像すると、
「今年サボれば確実に衰える。だから今日入れるなら入ろう。」
この考えが自然に湧いてきます。
過去は変えられませんが、「いま」はコントロールできる。
だから、年齢ではなく“いまの積み重ね”が未来のサーフィン寿命を決めていきます。
■ 今から上達したい人が最優先でやるべきことは「テイクオフ」
結局、40代・50代・60代のサーファーが詰まる最大のポイントは、
テイクオフが安定しないこと。
乗れない
→ 焦る
→ 力む
→ ボードが滑り出さない
→ また焦る…
この無限ループにハマると、年齢のせいにしたくなるんです。
しかし本質的には年齢ではなく
・落ち着きがない
・波を感じていない
・余計な力が入りすぎている
この3つが原因です。
■ 【今日からできる】上達のための3つの極意
ここからは、どんな年齢でも共通して効果がある、
“サーフィンを楽にする3つの極意” を紹介します。
① 感じる ― 波を、スピードを、自分の動きを感じる
感じるとは、波がどれだけ押しているのか、
ボードがどれだけ走っているのか、
自分のパドルがどれだけ前に進んでいるか──
サーフィンの感覚そのものを丁寧に拾うこと。
多くの大人サーファーは「感じる余裕」がないために、
波に合わせることができず、いつも“頑張りすぎてしまう”のです。
感じることができれば、テイクオフは一気に簡単になります。
② 落ち着く ― 焦りを捨てると波が見えてくる
焦りは上達の最大の敵です。
焦っていると波が見えない。
波が見えないと、良いポジションに入れない。
良いポジションに入れないから、また焦る。
この悪循環を断ち切る最初の一歩は、落ち着くこと。
・バタ足をやめる
・一度呼吸を整える
・乗れなくても良いと割り切る
これだけで波を読む力が格段に上がり、テイクオフの成功率も上がります。
③ 力を抜く ― 8割の力でちょうどいい
多くの人が“頑張りすぎ”ています。
パドリングを100%でやろうとすると、
・ブレる
・感じられない
・タイミングが合わない
という最悪の状態に。
上級者は、100%で漕いでいるように見えて、実は
「必要な部分だけに力を使い、あとは力を抜いている」
という状態です。
まずは8割の力で十分。
むしろその方がボードはスムーズに滑り始めます。
■ この3つだけで、年齢関係なくテイクオフは劇的に変わる
「感じる・落ち着く・力を抜く」
この3つを意識すると、年齢に関係なくテイクオフは安定します。
実際、VSCでは
70代でショートボードに乗れるようになった方
もいますし、
周りに『絶対に無理だ!』と言われたショートボードが30分で乗れるようになった方もいます。
大切なのは、
いまの自分を正しく観察し、ムダな力を抜き、波を感じて合わせること。
これは年齢とは一切関係ありません。
■ サーフィンを楽しむために必要なのは 「続ける工夫」
サーフィン寿命を伸ばすために欠かせないのは、
“無理なく続けられる状況を作る”こと。
・毎週じゃなくてもいい
・10分だけでもいい
・1本だけでもいい
今日、海に入れたならそれで勝ち。
落ち着いて1本だけ“感じる練習”ができたなら大成功です。
その1回の積み重ねが、
3年後、5年後、10年後のあなたのサーフィンを作ります。

まずは落ち着いたテイクオフから
■ まとめ:サーフィンは「いまから」が一番伸びる
結局、年齢は関係ありません。
今からでも、3つを意識するだけで必ずサーフィンは変わります。
・感じる
・落ち着く
・力を抜く
特別な体力も才能も必要ありません。
今日の1本の波から、あなたのサーフィンは変えられます。
何歳からでも、サーフィンは“楽しみ直せる”。
それがこのスポーツの最大の魅力です。
何歳からでも上達できる理由は下記のポッドキャストから聞いてみて下さい。

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