サーフィンをしていて「頑張って漕いでいるのに乗れない」「乗れてもすぐ落ちてしまう」
そんな悩みを感じていませんか?
実はそれ、体力や筋力の問題ではありません。
テイクオフの“やり方そのもの”が違っている可能性が高いです。
上級者のテイクオフは、力で乗っているのではなく「波の力を使っている」。
この違いを理解するだけで、サーフィンは一気に変わります。
この記事でわかること
- テイクオフで乗れない本当の原因
- 上級者と初心者の決定的な違い
- 水平テイクオフの基本と3つのコツ
- よくある間違いと改善ポイント
なぜテイクオフがうまくいかないのか
多くのサーファーは「パドリングが遅い」「筋力が足りない」「浮力が足りない」と考えがちです。
しかしこれは大きな誤解です。
実際には、上級者と初心者ではテイクオフの“仕組み”が違います。

初心者は自分の力で無理に乗ろうとしますが、
上級者は波の力を利用して自然に押し出されています。
つまり、問題は「能力」ではなく「やり方」です。
上手いサーファーは何が違うのか
上級者のテイクオフには大きく3つの特徴があります。
- 波の動きを見てタイミングを合わせている
- 浮力を活かして波に押してもらっている
- 立ち上がった瞬間からライディング姿勢が完成している
特に重要なのは「波の力を使う」という感覚です。
例えばボディサーフィンのように、体だけでも波に押されて進みます。
そこにボードの浮力が加われば、さらに簡単に進めるはずです。
この感覚を理解しているかどうかで、テイクオフの成功率は大きく変わります。
改善するためのポイント
ここからは、水平テイクオフの基本となる3つのコツを解説します。
① 波を見ながら漕ぐ
最も重要なポイントです。
多くの人がボードばかり見てしまい、波を見ていません。
しかしテイクオフは「波とのタイミング」がすべてです。
波の形・スピード・押してくるタイミングを感じながら漕ぐことで、
自然と乗れるポイントが分かるようになります。
最初は波に乗らず、素振りのように「波を見る練習」をするのがおすすめです。
② 浮力を使って乗る
テイクオフはパワーではなく“浮力と波の力”で行います。
ボードを無理に前へ進めるのではなく、
波に押し出してもらうイメージが大切です。
ポイントは、ボードを波の中にしっかり入れること。
これにより浮力が働き、自然に前へ進みます。
VSCメソッドではこの動きを「バーチカルプッシュ」として体系化しています。
③ 横向きに立つ
テイクオフの最後で最も崩れやすいのがここです。
多くの人は進行方向を見ようとして正面に立ってしまい、
バランスを崩します。
正しくは、ボードに対して横向きに立つこと。
これにより左右のバランスが安定し、
そのままスムーズにライディングへ入れます。
この動きは「ツイステンション」にもつながる重要な基本です。
よくある間違い
- とにかく強くパドリングする
- 浮力の大きいボードに頼る
- 波を見ずに下を見てしまう
- 立つときに正面を向いてしまう
これらはすべて「自分の力で乗ろう」としている状態です。
サーフィンは自然の力を使うスポーツなので、
力で解決しようとすると逆にうまくいきません。
VSCの考え方
VSCではテイクオフを単なる立ち上がりではなく、
「ライディングのスタート」として考えています。
水平テイクオフとは、
波をキャッチしてから立ち上がり完了までを
すべて水平の流れで行うこと。
この状態ができると、
立った瞬間からライディングラインに乗ることができます。
結果として、
- 乗れる本数が増える
- 安定して走り出せる
- その後の動きがスムーズになる
といった変化が起こります。
まとめ
テイクオフが安定しない原因は、体力ではなく「やり方の違い」です。
今回のポイントをまとめると、
- 波を見ながら漕ぐ
- 浮力を使って波に押してもらう
- 横向きに立つ
この3つを意識するだけで、
テイクオフの成功率は大きく変わります。
最初はうまくできなくても大丈夫です。
まずは波を感じることから始めてみてください。
今回解説した内容は動画でも詳しく解説しています。
実際の動きやイメージを見たい方は、こちらの動画も参考にしてみてください。


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