みなさんはサーフィンしに行ったときに練習という意識でサーフィンをしていますか？
私がこのVSCを始めたころに会員さんに
『サーフィンしている時間は全部練習してますからね』
といったところ、
『サーフィンで練習するなんて初めて聞きました！』
なんて方も多かったんです。
練習するとこんなにサーフィンは楽しくなる
最近はハウツーも多くなって来たり、プロサーファーなどの頑張っている姿が紹介されたりなどで
練習という感覚を持つ方も多いと思います。
ただ、海に行ったら何を練習したらいいの？
と思う方も少なくないと思います。
そこで、今回は具体的に何を練習すれば良いのか？と考える前に覚えておいてほしい
底辺練習思考
についてお伝えします。
底辺練習思考とは？
恐らくいろいろなスポーツや趣味で”上級者”と呼ばれる方に共通することがあります。
そういうかたは、出来るだけ早く上達したいと日々願っているので
何をしたら一番上達するか？
常に考えていると思います。
それを考えながらいろいろと練習を重ねていくと
【どうしてもこれが出来ない】
そういった壁に当たることも少なくありません。
その壁に当たった時がチャンスなんです。
その
何が出来ないか？
という部分から、どんどん掘り下げていくことで、自身の上達の足を引っ張っている原因が見えてくるからです。
私はサーフィンのコーチやアドバイスを30年近く行っていますが
私が生徒さんの底辺を見抜くのは簡単です。
客観的に見ることが出来ますし、その方が上達するためには何が必要かなどについては
今までの経験からの比較ができるからです。
『上級者はこういう動きをしているけど
この生徒さんはこの動きが出来ていないな…』
という具合にです。
自分では底辺がわからない…
ただ、日々練習している上級者はともかく
まだサーフィンに慣れていない初心者サーファーの方だったり
中級の方でも、それを意識したことがない方はわからないとは思います。
そこで、先ほどの様に練習を重ねていった先に出来ないことが出てくるとチャンスなんです。
まず、今何をしたくて、何が出来ないのかを考えてみてください。
【何をしたい？】
これがわからない方も多いと思います。
それでは聞きますが
『過去のサーフィンで、
一番気持ちよかった最高の波やテクニックは何ですか？』
これがわかれば後は簡単
その気持ちよかった波に、もっといっぱい乗れるようにするにはどうすれば良いのか？
過去一番気持ちよかったトップアクションが何度もできるようにするには？
そう考えれば良いからです。
そうそう、底辺と言っても最初から底の部分は見つけられません。
まずは、最高の体験をしたことを思い出し、そこに向かっていったプロセスを考えてみましょう。
- どのように波を見つけたのか？
- どのように波に近づいて行ったのか？
- どのようにテイクオフしたのか？
- どのように加速をしたのか？
- どんなボトムターンをしたのか？
- どんな感じでアプローチしたのか？
そんな体験を思い出すんです。
記憶をたどっていくと底が見える
そんな記憶をたどれば
課題が見えてきますね。
ある程度簡単でも良いので
その一撃が生まれた原因が”それ”と思ったら、その”それ”をもう一度やるには？と考えれば良いですね。
そして、その”それ”がなかなかできないとなれば、その”それ”をやるためにさらに何が必要かを考えていけば良いです。
そうやって底辺で足を引っ張っている原因がわかってきます。
サーフィン上達はコーチに教えてもらうのが一番な理由
底辺の課題を見つけるプロセスを考えれば、ただ単に思い出していけば良いのですが
とはいえ、どんどん深堀していかないとわからないし、
そもそも、感覚として最高の一撃をあまり覚えていないよ…
という方も多いかと思います。
それを簡単に解決できるのが
私のようなサーフィンコーチの存在です。
最近ではサーフィンコーチもかなり増えてきていますし
実際に受講される方も相当数増えてきています。
私がVSCというサーフショップの物売りをやめて、レッスン専門にしたのは2015年ですが
その当時はそうやってサーフィンコーチだけで生計を立てている方も日本に何名もいませんでした。
10人もいなかったんじゃないでしょうか？
今では元プロサーファーの方から、アマチュアの方まで何百と居ると思います。
そんな中でも、経験豊富なサーフィンコーチに教われば
一発で皆さんの底辺を見抜いてくれますし
その底辺を抜け出す解決方法も、その場で教えてもらえると思います。
サーフィンは上手くなればなるほど楽しくなってきますから
出来るだけ早く底辺を抜け出して
最高の一撃を何度も味わえるように
頑張って練習していってくださいね。
そもそも、まずは練習をして上達をしていくと
『練習した結果、良いことが起きた！』
と脳が認識するので
また練習したい！と思ってい行きます。
その結果、練習を重ねることでどんどん上達していくことになります。
そのきっかけに
課題を見つけたり、コーチを見つけたり、動画を撮るようにしたりと色々と工夫してみてくださいね。
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