サーフィン自粛もだいぶ緩和されてきたと思います。
VSCからのサーフィン自粛について考えを簡単に書きたいと思います。
まず自粛というのは強制されることではないということだと私は考えています。
自粛ムードバリバリのときはあまり表に出すと反感を買うのでわざわざ言いませんでしたが、自粛って自分からするものだと思いますし、どこまで抑えるか?という部分もあると思うんです。
例えば私の例でいうと、コロナウイルス以前でしたら海に入る頻度は週4とか5回くらい。
一回入ると2時間から3時間くらいは入っています。
そもそも練習会が週4回は有るので、最低でも週に10時間は海に入っている感じです。
これが4月の緊急事態宣言前から1回の海は1時間程度、週に1回か2回になりました。
コレが私的な自粛です。
要は0(ゼロ)か?100か?という考え方をするから、何が正しくて、何がだめで、誰が悪くて誰が良いみたいな判断になっちゃうんだと思います。
そもそもサーフィンを自粛する意味は科学的に見ても無いと思いますし、サーフィン自体だけではなく、都内から来てサーフィンするためにコンビニや飲食店に寄り、ウイルスをばらまいて帰るみたいな考え方も偏った考え方だと思います。
なぜかというと、特にココ一宮ではかなり多くの方が都内などの都会に仕事にでかけていきます。
テレワークでかなり通勤は減ったとしても、その危険とされる都会の人(サーフィンしに来るのが危険だとする考え方が正しいのであれば)に接触しに行って、毎日帰ってくるわけです。
たしかに不要不急ではないにしろ、感染リスクが有るのは明確です。
さて、なぜサーフィンは越境してまでやってはいけないのでしょうか?
感染リスクが有るからでしたっけ?
ならば東京や町外からくる人がウイルス保持者な可能性が高いのであれば、単純にウイルス拡散を防ぐためなら都会に仕事に出かける方々を、本当に必要な出勤なのか?も調査しないと公平ではないと思うんです。
でも考え方を変えて、それで感染が広がらないのであれば、この一宮地域で働いているというか事業を行っている(特に観光関係で成り立っている)方たちは、不要な自粛を強いられれているわけですよね。
4月の緊急事態宣言後、町内の駐車場は閉鎖されました。その後それに関連する道路も封鎖されました。
結果、海に来た方たちは行き場を失い、結果的に路上駐車で海に入ったということ。
その中には人数が殺到したため、地域に住む方に配慮なく車を止め、迷惑をかけた方も数名居たようですが、その方たちのために多くのサーファーが行き場をなくしました。
行き場をなくしたサーファーたちは、私が考えるに”不要”ではないサーフィンを完全に絶たれるという結果になりました。
そこに追い打ちをかけてメディアでのネガティブな発信があり、サーフィンは悪だ!というイメージが先行して、多くの正しい認識を持ったマナーやルールの守れるサーファーの方は、サーフィンのイメージが悪くなってほしくない!という願いから自主的にサーフィンを自粛することになったと思います。
私はそれが悲しい結末になったと感じました。
そこにサーフィンの団体も”海に行くな”と警告まで発する状態に。
先にも書きましたが、わたし的には”自粛”というのは必要最低限に留めるという考え方です。
たしかにテレワークになり、在宅だしやること無いから海でも行くか!なんて頻繁に来ると迷惑にもなりますし、少ないとは思いますが感染のリスクは上がります。
かといって全く海にいかなくなるのも”ストレス”を溜め込む原因になります。現に仕事のストレスを週末のサーフィンで発散しているから、また来週頑張れる!というサーファーの方も多いとおもいます。
そう考えるとサーフィンは”不要”ではないはずなんです。
ジョギングは不要ではないのか?
そう思います。
健康維持のために公園をジョギングするのはありなのに、健康維持のためのサーフィンはだめとか。
その駄目になったのも、緊急事態宣言後は一宮町に住むサーファーも禁止に近い状態に。これは各地で行われていたと思います。
都内の方が自宅近くの公園でジョギングするのは良くて、私達は自宅近くの砂浜で散歩は良いけどその先の水に入ることはタブーみたいな。なんか矛盾しまくりの1ヶ月でしたね。
まあその理由が、地元民が海に入ってたらみんなが自粛している中失礼だ!みたいな感じだったのでしょう。
それは正しいと思いますが、わたし的には、海に来る頻度を各自最小限にして、できるだけ混雑の無いように、途中コンビニや立ち寄りをできるだけなくし、接触もできるだけ避ける形で海をシェアすれば良いのではないか?と考えていました。
とまあ今更ですが団体などはそういう見解を出してきていますが…
一時テレビでも報道されて、行くなというのに海に入っているバカが居る!みたいな風潮になっていましたね。
あれはあれでテレビはネガティブな意識を植え付けて、とんでもない奴らがいっぱいいる!みたいに煽り立てたかったのは”視聴率”のためですから仕方ない。
ちなみに台風が来ると視聴数が2割ほどアップするので、一日中台風のことをやっているわけですよ。
ですがそこで、
いや、サーフィンは全く悪くない!むしろこのストレス状態を打開する最高のスポーツだ!
と業界は反発していたら…
と私は思います。
サーフィン業界は、
ネガティブに煽られて一緒になって自粛ムード
or
反発してサーフィンの素晴らしさをアピール
この後者だったらと私は思います。
ちなみにVSCでは後者としてずっと呼びかけていましたし、緊急事態宣言前からそのように訴えていました。
某町の長の方とお話したのですが、全く聞く耳は持ってもらえず。
挙げ句には路駐警察で毎日巡回…
海に来てまでメガホンで海に入るなと回っていたそうです。
コロナウイルスで地元の事業者は大丈夫なのか?海に入る人を非難する前に、町の人達を守るのが先かと…
おそらく思考が完全に”ウイルス感染の危険性”という部分から逸脱してしまっていますね。
どうやったら今サーフィンをやめさせるか?みたいな。
緊急事態宣言が解除されて、駐車場開放されたら
ぜひ一宮に来て下さい!
とでも言うのだろうか…
まあ波があるから来ると思いますが…
とはいえまだ自粛期間ですね。
駐車場が開放された地域の方もいらっしゃるようで、会員の方からは
『今日からやっと入れます!』
なんて嬉しいメッセージもいただきます。
ツイッターなどでも”海に入りたい”そんなメッセージも多く、いかにサーフィンが出来ないというのは精神的に良くないものかと…
今更ですが、皆さんのサーフィンは不要不急の行動でしょうか?
不急かもしれませんが
私は不要だとは思いません!
先日地元民は海に入っていいいよ的な”自粛緩和”がされましたが
海には多くのサーファーが!
でも、この辺に住んでいる方ではないんですよ。
見たこともない方が多く。
みんなそれでも来てくれているんだなと!
しかし全員笑顔ですよね!
結局は制御しきれないんですよね。
県外や町外からの流入というか、その行き来というのは極力最小限に抑える。
それがサーフィンだけではなく、全体の行動を自粛するという感覚で捉えると、サーフィンだけ”禁止”のような流れにはならなかったかもですし、そもそも海外のように何十万人と感染者が増えて、死者も何万人というレベルではないのですから、アメリカのビーチ閉鎖の真似をしなくても良かった私は思っています。
そうやってビジターを締め出す動きは、確実に地域のサーフィン業界の方たちに大きな痛手となるでしょう。
サーフィン団体も下手に所属するという事聞かなければいけなくなる。などのデメリットが見えてしまったかもしれません。
私は本当に好きでサーフィンの業界に居ますが、ほとんど他のサーフィン業種の方と繋がりは無いので独自の考えてやっていますが、私の願いは
楽しくサーフィンできる環境づくり
ここ一点です。
だって私だってみなさんだって、サーフィンは楽しくやりたいでしょ?
まずは自粛というのを考え直して、無理に我慢しすぎず、無駄に行動しすぎず、適度にストレス解消しながら笑顔でサーフィンが楽しめれば良いなと思っています。
5月22日ですが、世の中はかなり動き始めていますね。
緊急事態宣言解除を待たずに、営業を始める事業者の方も多いようです。
皆さん独自の判断ですから、サーフィンもあまりにも無理に自粛することは無いと思いますよ。
行ける方は行ってください。
くれぐれも地元の住民の方に迷惑をかけないように、車を停めるところなどの配慮をした上で。
極力接触を避ける形で海に行きましょう!
PS、白子の新玉ねぎが季節ですが今大安売りです。10kg500円で販売していますので路上販売などで購入してみてくださいね。(マスク着用)
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