脱初心者を達成するためのサーフィン上達9フェーズを実践しよう!

サーフィンを始めたばかりの初心者や、中級者にステップアップしたい方へ向けて、サーフィン上達のポイントを9つのフェーズに分けて解説します。これらのフェーズに従って少しずつ取り組むことで、効率よくスキルアップが目指せます。最終的に、上達に欠かせない「目標達成のコツ」もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!

 

サーフィン上達フェーズ1: 波や海に慣れることから

まずは波や海の環境に慣れることが大切です。初心者の方は、海の波を観察することから始めましょう。どの波に乗るべきか、どのように波を捉えるかを学ぶことが重要です。

最初から板に立とう立とうとして、海や波自体の観察を怠ると上達は厳しくなっていきます。最初は波の動きやパターンを見極めることに集中し、体で波を感じ取るようにしましょう。

 

サーフィン上達フェーズ2: ボードの上でバランスをとる練習

サーフボードの上で安定して腹ばいになりぶれないパドリングができることは、次のステップに進むための基礎です。ボードの上で腹ばいになり体のバランスをとりながらまずは軽くでも漕ぐ練習をすることで、移動の際にも安定感が増します。

リラックスし、ボードとの一体感を感じるように意識しましょう。小さな波のバンプにも体が対応できるように海面をよく見ながらバランスをとることも大事です。

 

サーフィン上達フェーズ3: パドリングを習得する

パドリングは波をキャッチするための最初の動きです。ここでのポイントは、肩甲骨をしっかり動かしながら力強くパドルすることです。無駄な力を使わずに効率的なパドリングを行うことで、スムーズに波を捉えられるようになります。

ここでは板のノーズが左右にぶれないように漕ぐことと、体自体も左右に揺れないように、特に頭を左右で漕ぐたびに左右に一緒に振れていかないように、しっかり軸を保ちバランスをとりながら漕ぐことが大事です。

VSCのメソッドでは「パワーハンドパドル」というパドリング練習メソッドがありますが、少ない浮力でも力強くまっすぐコツことが覚えられます。グラグラしたパドリングで波を追っても、波のパワーを活かせずに波に乗れなくなってしまいますので、パドリングフェーズでしっかり練習しておきましょう。

 

フェサーフィン上達フェーズ4: 波をキャッチする感覚を掴む

パドリングができるようになったら、次は波に乗る「キャッチ」の練習です。ここでは、波が来るタイミングと自分のパドリングのタイミングを合わせる感覚を養いましょう。波が自分の真後ろに迫ってきたときに少し前に傾けることで、スムーズに波を捕まえられます。

ここで間違えてはいけないのは、波が来たら思いっきり漕ぐことです。特に浮力を上げている初心者の方は、波のパワーに対して大きい浮力があれば浮力で乗れるはずなので、じぶんで思いっきり漕ぐことで芯がブレて余計に乗れなくなってしまう状態を作りがちです。

落ち着いて、ポジションがあっていれば乗れるはずなので、パドリングの軸を波のラインに直角に合わせて乗るようにしてみてください。

思ったよりも力を使わずに簡単に乗れることに驚くはずです。

VSCではさらにうねりから乗れるようになる最強の波キャッチメソッドである「バーチカルプッシュ」という波キャッチパドリングメソッドがあります。

より良い波をうねりから楽に乗りたいのであればぜひ試してみてくださいね。

 

サーフィン上達フェーズ5: 立ち上がり動作の習得

テイクオフの立ち上がりでは、このように横向きになるように立つことがポイント。

波をキャッチできたら、すぐに立ち上がる「立ち上がる」動作が必要です。これは、サーフィンでライディングを行うための重要なスキルです。滑り出した波の上で素早く立ち上がり、重心を安定させるように練習を繰り返しましょう。

出来るだけうねりから立ち上がれるように波のキャッチを練習することも重要です。

うねりから乗れるようになれば、プッシュアップから足入れ動作までを行う時間の余裕が生まれますので、落ち着いてライディングに移行できる可能性が高まります。

立ち上がり動作では陸トレも効果的です。

水の上でやるとはいえ、板の上でやる動作ですので、陸上で日々練習しておくことは重要です。板の上で自然と陸上と同じように立てれば安定してライディングを楽しめます。

VSCでは「サイドウェイズテイクオフ」というメソッドを使って安定したライディングができる姿勢を立ち上がり動作で作り出します。ただ立てるというだけではなく、立った後のことも考えた立ち方を覚えることで、立った波に対してライディングが可能な割合を劇的にアップさせます。

 

サーフィン上達フェーズ6: ライディングのバランス感覚を磨く

板の上に立ち上がれるようになったら、次は波の上でのバランスを意識することが求められます。足の幅や重心の位置を確認しながら、ボード上でリラックスしてバランスを保つことを意識しましょう。しっかり体をボードに対して横向きにして、安定感を出すことがポイントです。

サイドウェイズテイクオフでも実践しますが、板の上には横向きに立つ必要があります。パドリング時には体は縦向きになっているので、立ち上がる動作で横向きになっていれば姿勢は合格です。

その先で横向きになったまま、前足と後ろ足でボードの前後バランスをとり、つま先とかかとでレール側左右のバランスをとります。

VSCではツイステンションという基本のライディング姿勢を覚えてもらい、ライディングの安定感と、ボードのコントロール力を高めてサーフィンを楽しんでいただきます。

ここまで出来てくると、サーフィンしているといえる範囲になるため、まずはここまでを目標に頑張りましょう!

 

サーフィン上達フェーズ7: ターンの練習

バランスが取れるようになったら、次にターンの練習を始めます。ターンは進行方向を変えるための基本技術です。最初は板を踏むことによって板が加速する感覚を使って、ゆるやかにボードの方向を変えることを目指します。徐々にスムーズで大きなターンができるように練習を重ねていきましょう。

ターンの練習で行ってはいけないのは、上体の(特に肩)振りを使ってボードを左右に動かそうとすることです。

スケートボードなどではそれでもいいのですが、サーフィンという水の上で行うスポーツでは、水の中にレールを入れて水の抵抗差でターンをする必要があります。

そのうえで踏み込み力を使ってボードのボトム面から水面に圧をかけることによってターンをしていきます。

まずは軽く板のノーズを行きたい方向へ向けながら、後ろ足荷重で板を踏んでいくことから始めてください。

踏めるようになったら、板を傾けながら踏むことで自然と緩やかにターンしていきます。

慣れてきたら、大きく踏ん張って大きなターンでスピードをつけてライディングを楽しんでみてください。

 

サーフィン上達フェーズ8: いろいろな波でのライディング練習

ターンができるようになったら、いろいろな波でのライディングを試みましょう。ここでの目標は、波に乗ったまま安定して進むことです。いろいろな波に乗ることで、スピードの調整やバランス感覚がさらに向上します。

さらには、いろいろなボードに乗ることもサーフィンの上達に役立ちます。

ロングボードや、シングルフィンなどのオルタナ系、ミッドレングスやスポンジボードなど、今の時代はサーフボードの選択肢はいっぱいあります。

いろいろな波に合わせたいろいろなボードを乗りこなしサーフィンを楽しみましょう!

 

サーフィン上達フェーズ9: 波の種類に応じたトップアクション

最終フェーズでは、波の種類や大きさに合わせたトップアクションを試みます。様々な波に対応できるようになることで、サーフィンの楽しみ方が広がります。特に、波のサイズや速さに合わせたテイクオフやターンのタイミングの調整が求められるため、柔軟性と判断力が必要です。

波に乗ったら基本のライディング姿勢でバランスをとり、踏み込んだターンからトップアクションを狙ってみましょう。

狙うといっても、ただ単にムキになって板を上げようとせずに、向かい側からくる波や、波のフェイスでターンをするなど、落ち着いたトップアクションができるチャンスをうかがいます。

落ち着いて仕掛けられるチャンスが来た時に、しっかり狙って板を踏みつけ板を蹴り返すポイントへ向かわせます。

アプローチができればトップアクションも決まったも同然ですので、しっかり落ち着いてチャンスを活かせるように基礎ライディングも練習が必要です。

これが出来るようになってくれば上級者の仲間入りです。

ここまで時間はかかるかもしれませんが、目標を持って頑張って練習していきましょう!

 

最後に:サーフィン上達のためのコツ

サーフィン上達には、練習だけではなく、海をよく観察することも重要です。

この9つのフェーズを通じて練習することで、少しずつ上達の実感が得られるでしょう。最後に、上達のために心がけてほしい3つのコツをご紹介します。

1. リラックスすること

緊張して力が入りすぎると、バランスが崩れやすくなります。リラックスして自然体でいることで、波と一体感を持ちやすくなります。力を入れるのと力むのは全く別のものです、パドリング時でもライディング時でも、リラックスして適切な力でサーフィンできるよう訓練していきましょう。

 

2. 諦めずに継続すること

サーフィンは一朝一夕で上達するスポーツではありません。繰り返し練習することで、少しずつコツが掴めるようになります。諦めずに続けていくことが大切です。特にベースとなるパドリングから立ち上がり動作までの部分は、どのようにライディングが始まるかの部分ですので、ちょっと立てるようになったからと安心せずに、安定したライディングができるまでは基礎をおろそかにしないことが重要です。板の浮力なども上げすぎないように注意して練習してみてください。

 

3. 他のサーファーの動きを観察すること

上手なサーファーの動きを観察し、真似してみることで新たな発見があるでしょう。観察力を養うことも上達の近道です。

上達するために上手い人を観察することは当たり前のことかもしれませんが、意外とできていないサーフィン初心者の方は多いです。

海に入る前は当然ですが、海から上がってきたときにも海を振り返り、自分が入っていた海で上級者の人たちはどのようにしてライディングしているのか?しっかり観察して、次回の練習で何が必要か課題などを見つけて帰るようにしましょう。

そうすれば確実に上達は近づいてくるはずです。

 

サーフィンは自然と一体となる素晴らしいスポーツです。この9フェーズに沿って練習し、焦らずに少しずつステップアップしていきましょう!

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