サーフィンを上達したいという気持ちはトッププロでも同じです。
どんなレベルからでも、誰だってもっと上達したいと思う気持ちは同じなのですが、サーフィンレッスンを長年やってきた私としては、どうしても初心者がやってしまうけど上級者はあまりやらない行動というのが気になります。
サーフィンの上達をしようと思うと、知識やテクニックは当然大事なのですが、海に入るときのルーティングも大事です。
それをベースに上達していくからです。
今から紹介する3つは本当に簡単なことなので、サーフィン上達を目指している方は意識してみてくださいね。
サーフィン初心者が陥りがちな「あるある」行動と改善方法
サーフィンは、自然を相手にする特別なスポーツです。
同じ波の状況は二度とないという唯一無二の環境の中で練習を積むには、効率的な行動が重要になります。
しかし、初心者の方はついつい「初心者あるある」の行動を取ってしまいがちで、それが上達を遅らせる原因にもなります。
ここでは、初心者の方が陥りやすい「あるある」を3つご紹介し、それを改善することでサーフィンの上達効率を上げるためのポイントをお伝えします。
◆その1 天候や波の状況に興味を持たない
初心者の方は、サーフィンの日の天候や波の状況を深く考えずに練習に臨むことが多いです。「雨だから波が荒れている」「晴れたからいい波だろう」などと、感覚的に判断してしまう場合もあります。
しかし、サーフィンにおいて本当に重要なのは、風向きや潮の動き、波のサイズや周期といった具体的な気象情報です。
改善方法としては、波情報サイトや気象情報を毎日チェックする習慣をつけることが挙げられます。「Windy」(https://www.windy.com/)などの便利なツールを使えば、風や波の傾向を事前に予測できます。
上達したいのであれば、天候や波の状況に日々関心を持ち、海に行く日だけでなく、普段から情報を見て波の変化を学ぶことが大切です。
◆その2 着替えが遅い
初心者の方は、着替えや準備に時間がかかることがよくあります。一方、上級者ほど着替えや準備が迅速です。
彼らはポイントに着くと、必要なものをすぐに取り出し、効率よく着替えを済ませて海に向かいます。
その違いの背景には、「早く海に入りたい」という強い気持ちがあります。効率よく準備を済ませるためには、事前に道具の配置を整えたり、着替えや道具の準備をしやすい状態にしておくことがポイントです。
例えば、ウェットスーツを着やすくするために裏返しにしない、必要な道具を整理整頓しておくといった小さな工夫が上達に大きな影響を与えます。
◆その3 波打ち際で準備体操をしない
初心者の方は、海に入る前に遠くで準備体操をすることが多いです。ビーチの端で集まり、仲間同士で波を見る程度で終わることもあります。
一方、上級者は波打ち際の近くで準備体操をしながら波の状況をじっくり観察します。
近くで波を観察することで、その日の波の形やタイミングをより正確に把握することができます。
改善するためには、波打ち際で準備体操を行う習慣をつけることが重要です。
また、波をよく観察することで、どのタイミングで入水するのがベストか、どのエリアが自分にとって最適かを見極める力が自然と身についてきます。
サーフィン初心者あるあるを改善することで得られる効果
これらの「初心者あるある」を改善するだけで、サーフィンの上達効率が大きく変わります。
上級者と同じ行動を意識することで、自然とサーフィンに対する意識や準備のレベルが上がります。
- 天候や波の情報を日々気にすることで、波への理解が深まる
- 準備時間が短縮され、練習時間が増える
- 波を近くで観察することで、海に入った後の動きがスムーズになる
サーフィンは、練習の質を高めることで上達が早くなるスポーツです。
「サーフィン初心者あるある」に気づき、それを少しずつ改善していくことで、今まで以上にサーフィンが楽しく、充実したものになるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した「初心者あるある」は、一見すると些細なことのように思えるかもしれません。
しかし、それらを改善することで、サーフィンの上達効率を飛躍的に高めることができます。
◆その1 天候に興味を持つ
◆その2 着替えを早くする
◆その3 波打ち際で準備体操をする
これら3つを意識して、次の練習から実践してみてください。サーフィンの楽しさと上達を実感できるようになるはずです!
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