アツヒトです。
私はサーフィンを教え始めて30年以上は経っています。
そもそも、私はアドバイスが好きなので、ちょっとしたことでもわかっていることを教えたいという気持ちが強く、その分いろいろな方の行動を見てしまうのが癖なんです。
そして、サーフィンに関しては、自分自身でもサーフィンの研究をしていますし、その自身の研究をもとに感じることを他の方に当てはめてみてしまいます。
その結果、出来ない人とできる人の差が見えてきて、自分自身も上達しましたし、それを活用して仕事にしたのが今の”コーチ”という職業になっています。
今回は、そのような形で30年見てきた
サーフィンが1年で劇的に上達する人と、そうではない人の違いを見ていきたいと思います。
そもそもサーフィンがなかなか上達しないのはなぜ?
なぜこれが出来ないんだろう?
頑張っているけど、なかなかできるようにならない…
こうやればできるようになるはずなんだけどな…
こんな風に悩む方は多いと思いますが、特にライディングをしている上級者を見ると
『なぜ、あんなに簡単そうにサーフィンが出来るんだろう?』
そう思ったことはありませんか?
テイクオフなんて、本当に軽く漕いで厚いところからすいすい乗って行くし、
立ち上がってからスピードに乗って、軽々トップアクションを何度も繰り返していきます。
同じ人間なのに、どうしてそんなことが出来るの?
『センスがない』
そういわれればそうかもだけど
そこまで差があるとは思えないな…
そう思ったあなたは大正解です!
本当に大した差はありません!
いかに説明している計画的な上達プランを立てれば簡単に上達できますので、以下の記事を参考に今後のサーフィンというものを考えてみてくださいね。
「サーフィンはこうやれ!」に騙されていないか?
もしこれを見ているあなたが、誰かにアドバイスを受けたり、何かを参考にしてサーフィン上達を目指しているとすると
もしかして、30年以上前のサーフィンセオリーに騙されているかもしれません!
どういうことかというと、昔から言われていて、今も変わっていないテクニックに惑わされてしまっている可能性があります。
今の子供は補助輪付自転車何か乗らない?
話は変わりますが、私には小学生の息子がいます。
この息子が”補助輪なしの自転車”に乗る練習をしたときのことです。
息子は特に運動神経がとてつもなく良いということは無く、どちらかというと私と同じ頭脳派かもしれません。
もっと、すごい運動神経が良い息子の友達もいっぱいいます。
そんななか、誰でもいつかは当然来る
補助輪なしの自転車を練習する時
が来たんです。
がしかし!
今時の子は、私たちが子供のころとは違い
ストライダー
という自転車で小さいころ移動していたので、まったく違うんです…
↑このように、足で蹴って進むのでもともと補助輪がない
私が子供のころは何日もかけて練習しました。
おじいちゃんが後ろから押さえてくれて、何度も何度も足をついたり転んだりして。
ですが、今時の子は、そんなに時間がかからない。
まあいいことなんですが、このストライダーという自転車の存在を知らなければ、補助輪付きの自転車で頑張るしかないです。
当然、今でも補助輪の自転車売っていますけど、それを乗っていた子よりも明らかにストライダーから2輪の自転車に乗る方が早い!
じゃ、もしあなたが今子供だったとして(もし自転車に乗れなければの話)、
まずストライダーに乗る
自転車に乗らなければいけないということで、自転車は初心者なので”補助輪付き”から始める
補助輪付きで乗れるようになってから2輪にして練習する
このパターンと
ストライダーに乗る
2輪の練習をする
このパターンどっちが良いですか?
当然、私が子供のころはこの選択肢がなかったです。
47年くらい前ですかね。
実は
サーフィンンのハウツーって、そのくらい古いものだと信じられますか?
そのハウツーは信頼できる情報か?
『いやいや、そんなことは無いでしょ?』
そう思うのは無理もありません。
だって、今ではSNSなどでプロサーファーの方や、いろいろと経験者の方が発信しているから。
私がサーフィンを始めてやったのは、中学3年の夏休みです。
そもそも、私は小さいころに喘息にかかり、勝浦の興津という海の目の前の家で育ちました。
興津というところは波が無いのでサーフィンは出来ませんが、近くにマリブやマルキという有名なサーフィンポイントがあります。
父親と出かけた際に、それを見て「いつかはあれをやりたい!」そう思っていたので、中学に入ったころなどに”サーフィンライフ”という雑誌を見たりして、サーフィンをやる前からやり方などを見ていました。
その、当時のやり方とほとんど変わらないことを言っている人が多いのは気づきますか?
しかも、どちらというとここ15年ほど「初心者は浮力が無いと乗れない」そういう教えが増えてきてしまっていて、どちらかというと時代に逆行しているようなレッスンになってしまっている気がします。
本当に最初の体験としては良いのですが…
初心者ほどショートボードに乗れ?
なぜ、私がそんなことを言えるかというと、私がサーフィンを始めた時は実際にそんなハウツーだったんですが、私が今教えていることはほぼ真逆です。
私のYouTubeチャンネルを見た方はわかると思いますが、昔から言っているセオリーの真逆を言っているかと思いますし、いまだに言われている「初心者は浮力を出さないと乗れない」というセオリーの真逆を勧めています。
初心者こそパフォーマンスのショートボードに乗れ!
と言っています。
これは実際に多くの方が実践して、今では好きな板でライディングを楽しんでいます。
こういった私のハウツーは、実際に1万人以上の方を指導してきて、実際に改善してきた中から特に効果が高いものを厳選してレッスンしている
本物の情報
だと思ってください。
※他のハウツーが偽物というわけではなく、古い情報である可能性があるということです。
近年のSNS情報に見る信憑性とは?
当然、世の中にはいろいろなハウツーがあり、いろいろな考え方がありますので、私の考えたメソッドだけが正しいというつもりは全くありません。
どんなスポーツでも、いろいろなハウツーがあって、会う合わないという問題はあります。
そして、情報というのは残っていくものなので、当然40年前のハウツーだって残っていますから、その中から自分に合う練習方法などを選択していくということが必要になってきます。
ただ、最近のSNSをみていると、本当にプロサーファーの方がちゃんと教えているコンテンツはあるものの、
どこの誰で、何をやっているかもわからない人のハウツーコンテンツも多くなってきています。
私が知っている限りでも、ちゃんと情報発信しているプロの方の(プロサーファーからコーチ業の方まで)情報もありますが、特に実態がないような、フォロワー稼ぎのアカウントも少なくないです。
実際にいまはAIを使って簡単にコンテンツが作れてしまうので、Chat GPTのようなAIでコンテンツを作り(実際に私がAIに聞いたコンテンツ)、画像を作り情報発信をすればフォロワーが増やせるのは間違いないです。
とはいえその情報が間違っているかどうかというと、そうではない可能性もありますが、出来れば信頼できる人が作っているコンテンツを見てほしいと思います。(私がというわけではないです)
なぜかというと、そういったただのハウツーコンテンツからは得られるものが少ないからです。
ちゃんと、初心者の方と向き合い、日々やり取りをしているからこそ生み出されるハウツーを選択していけば、
『センスがない』
と思っていたアナタでも、1年で劇的に上達することが可能だからです。
コーチを職業としている人はここ数年で増えてきていますので、いろいろと選択肢も出てきていると思います。
地図を持たずに旅に出ていないか?
そういった背景から考えていかないと、この先の”計画”は立てられません。
まず、古い情報をそのまま利用しているハウツーなどは、そもそもサーフボードなども違いますし、技術も日々進歩していますのでしっかり見極めることが必要ですね。
これから、たった1年で劇的に上達を目指そうとしているあなたに伝えたいのは
”ちゃんと地図をもって旅に出てほしい”
ということです。
40年前の地図で旅に出ますか?
20年前のカーナビゲーションで目的地に行きたいですか?
こたえはNOだと思います。
サーフィンの目的を達成するための上達計画とは?
もし、あなたが旅をしようとした場合、一人旅でふらっと行きたいところへ行くというのもありだと思います。
そうではなく、友人と旅に行くとか、家族と旅行に行くとか、何かしら旅に出る場合事前に計画している方がほとんどじゃないでしょうか?
それこそ、SNSなどを使って得た情報(特に食べ物や観光スポットなど)を参考に、日程やルートなどを考えて計画していくと思います。
これをサーフィンに当てはめるだけなんです。
1年で基礎を覚えて上達する秘訣とは?
私が教えている限り、ほとんどの方は”目的”と聞かれると、かなりざっくりした答えが返ってきます。
とりあえず乗れるようになりたいです。
ライディングしたいです。
上手くなったら楽しいかなと思っています。
これをみているあなたはどうですか?
私はというと、もともと
具体的にどんなことがしたいのか?
どんなサーファーになりたいののか?
明確にありましたね。
というのも、サーフィンを本格的に始めたのは高校3年の時。
周りにはプロサーファーの方も多く、ポイントのピークには上級者がラインナップしていて、その中には当然入れませんでしたから、
『いつかあの中に入って、自分も思いっきりサーフィンがしたい!』
そう思っていました。
どんなサーフィンが出来れば”あの中”に入れるかは明確だったんです。
逆算することがサーフィン上達のカギになる!
そのためにはまず何が必要か?
地図に目的地を設定して、ナビゲーションを見れば
〇〇m先を左へ曲がれ!
そう出ていると思います。
いま曲がってはいけません…
○○m先です。
そこまで進んでの話です。
これがサーフィンを上達するカギです。
今いる位置を把握して、今いる位置から目的地を逆算して考えていきます。
ナビゲーションは最短距離で、しかも渋滞も回避してくれたり(たまに通れないような道も指示しますが…)、とにかく自分では思いつかないような道で確実に目的地に連れて行ってくれます。
それを、自分でやるか?コーチに頼むか?誰からアドバイスを受けるか?そういう選択肢があるということです。
今すぐ練習計画を立てよう!
そういった数多くのコーチやレッスンがある中で
私は1万人以上に指導してきて
いまではSNSの総フォロワー数が4万人以上
そしてVSC(ビレッジサーフクラブ)というサーフクラブを運営していますが、
そこではまず
『初心者はまずショートでテイクオフを覚えよう!』
そう言い続けています。
体験レッスンとは別です。
体験レッスンは、まずサーフィンというものを体験して、サーフィンをやりたいかどうかを判断する場所です。
あの体験でやったような、波の上を自力で滑るということをするにはどうすれば良いのか?
海に行ったらすべてを自力で行わなければいけません。
パドリングして沖に出て、波を捕まえ、板の上に立ち上がる。
そうして初めて、やりたかったライディングをしてサーフィンと言えるのです。
サーフィンをしたいのであれば、まずは補助輪付きの自転車にいつまでも乗っていてはいけません。
しっかりナビゲーションをセットして、自力で練習をしながら○○m先の次の課題へ進んでいくのです。
そうすると、少しづつ上達していく自分が見えます。
ナビゲーションの「目的地までの距離」が縮んでいくのがわかるでしょう。
自己流でやっているとか、古い情報をもとに練習していたりすると、古いナビゲーションのように、全然違う方向だったり、渋滞にはまってしまう可能性も出てきますよ。
しっかり情報を見極めて、最新の上達プログラムがあるレッスンに入って、確実に上達してサーフィンを楽しんでいきましょう!
テイクオフ安定化プログラムがおすすめ!
VSCでは
日本でも他にはないプログラムで、皆さんのサーフィンの基礎を覚えていただいてます。
テイクオフの基礎を一から順に確実に覚えることが出来るナビゲーションです。
「テイクオフ安定化プログラム3.0」
最初のプログラムから進化してバージョン3に上がっています。
30年以上、1万人以上に影響を与えたサーフィンの基礎プログラム。
良かったら検討してみてくださいね。
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