サーフィンをしている時間のうち、どれだけの時間を“波に乗っている”と思いますか?

10本乗っても1本10秒なら、乗っている時間はたった100秒。

それに対して、波待ちやパドリングに使っている時間は30分以上に及びます。

つまり、サーフィンは“波に乗る”スポーツであると同時に、“パドリングを極める”スポーツなのです。

乗るときも沖に出るにも大事なパドリング

パドリングが進まない…その理由は?

「パドリングが進まない」「すぐに疲れてしまう」「うねりから乗れない」——これらの悩みは、多くのサーファーが抱えています。対策として板を変える人も多いですが、それだけでは解決しないことがほとんどです。本質的な原因は「体の使い方」にあるのです。

初心者はよく“おへそ一点でバランスを取る”ようなフォームになります。これは体幹が安定していないため、反り腰になって顔を上げたまま、腕だけでパドリングをしてしまう状態。

これでは水をしっかり掴めず、推進力が生まれません。

上級者のパドリングはここが違う!

一方、上級者は体全体をボードに預け、無理に背中を反ることなく、肩から腕を回して漕ぎます。肩甲骨を使いながら、水を押し込むようなイメージでパドルするため、力を使っていないように見えてもしっかり進み、しかも疲れにくいのです。

この違いは、ちょっとした「姿勢」と「意識」の違いにすぎません。

しかし、長くサーフィンを楽しむためには、この“疲れないパドリング”こそが大きなカギになります。

パドルの違い

自分のパドリングをチェックしてみよう!

正しいフォームを身につけるには、まずは自分の現状を知ることが第一歩です。

  • 自宅の床で腹ばいになり、自分の姿勢をチェックしてみる。

  • サーフィン中の動画を撮影して、実際のパドリングフォームを客観視する。

こうした“気付き”があるだけで、改善の糸口が見えてきます。

パドリングこそが、ライディングの入り口

多くの人は“波に立つ”ことに意識を集中させますが、その前に「滑り出す」=「波にキャッチされる」ことが必要です。

その“滑り出し”を生むのが、パドリングの推進力なのです。

「正しいパドリング」ができれば、滑り出しが速くなり、テイクオフも安定。結果的に、もっと波に乗れるようになります。


まとめ

パドリングはサーフィンの“前提”であり、“鍵”です。

単なる移動手段ではなく、波に乗るための技術そのもの。

VSCでは、この基礎を徹底して鍛えることで、確実な上達を目指します。

今一度、ご自身のパドリングを見直してみてください。正しいフォームに切り替えるだけで、波に乗れる本数が劇的に変わるはずです。

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