皆さんこんにちは。サーフィンコーチのアツヒトです。
今回は、サーフィンでスピードを上げたい方、ターンを伸ばしたい方、そしてボードコントロールをもっと自在にしたい方に向けて、
「上級者がやっている腰の使い方」
について解説していきます!
実は、ライディング中の腰の使い方が変わるだけで、スピードも、ターンの質も、劇的に向上するんです。しかも、それは難しいテクニックではなく、誰でも今日から意識できるポイントばかり!
ぜひ、最後まで読んで実践してみてください!
■ そもそもなぜ上級者はスピードが簡単に出るのか?
一般に売られているサーフボードは、そもそも上級者の動きに最適化されています。
フィンが前についている、テールの方が幅が広いなどありえない構造の板というのは、たまに出てくることもありますが定着しませんよね?
それは、上級者の動きに特化したサーフボードを作っているというのもありますが、そもそも、上級者がやっている動きは”物理の法則”として理にかなった動きだからそうしているわけです。
そういった、地球上で動く物体をどう扱うか?ということに長けている上級者がやる体の使い方で動かせるボードが市販されているボードということなんです。
初心者向けのボードといえども、基本設計は変わりません。つまり、ボードは正しい身体の使い方をして初めて動きやすくなるんです。
ここでカギを握るのが、
→ “腰から下の使い方”
というわけです。
■ 上級者は「ツイステンション」で腰を締めている
VSCメソッドでもお伝えしている”ツイステンション”とは、
腰を締め、下半身を安定させたまま動かす技術
のこと。
たとえば、世界屈指のスタイリッシュサーファーであるイーサン・ユーイング選手も、腰がしっかり締まった姿勢でサーフィンしています。

腰の向きとボード向きが同じなのがわかりますね
・膝が内側に入り ・腰が開かず、ノーズ方向に向き ・上半身はある程度正面を向いて構える
これが、スピードとコントロールを両立できる秘密です。
■ 一般サーファーにありがちな間違い
・腰を開きすぎている ・前足荷重になりすぎている ・肩から動かしてしまう
これらの癖があると、サーフボードは本来の性能を発揮できません。
つまり、スピードが出ない、ターンが伸びない、技がかけにくいという問題は、”腰の締まり”を意識するだけで解決できる可能性が高いのです。
■ 練習方法:「重い棒」を使ったイメージトレーニング
簡単に実感できる練習法があります。
【準備物】
- 長くて少し重い棒(素振り用のゴルフ練習器具など)
【やり方】
- 棒を腰の前にまっすぐ当てる
- 腰を締めたまま、棒を振り回すように動かす
- 前足側(ボード前側)を持ち上げすぎず、後ろ足(テール側)で支えるイメージを持つ
ポイントは、
肩からではなく、腰から動かす!
ことです。
これができると、実際のサーフィンでも
- ボードが自然に加速し
- ターンの伸びが出て
- トップアクションへの入りもスムーズ
になります!
■ VSCメソッド:クロスオーバーにもつながる
さらに応用すると、VSCの”クロスオーバー”メソッドにもつながります。
クロスオーバーとは、
ターンの中で腰の締まりを維持しながら、足と腰を連動させて加速する動き
のこと。

ボードと体の位置関係が入れ替わるクロスオーバー
これができると、トップターン、リッピング、カービングなどすべての動きが、より楽に、よりカッコよく決まるようになります!
■ まとめ:今すぐできる3つの実践ポイント
- 腰を締めたライディング姿勢を意識する
- 重い棒を使った腰の締め練習を取り入れる
- 肩からではなく、足・腰からターンを始める
これだけでも、あなたのサーフィンは確実に変わり始めます!
サーフボードは腰からの動きに反応して設計されている、この前提を忘れずに、ぜひ日々のライディングに取り入れてみてください。
VSCでは、こういった本当に効果のある身体の使い方をベースにした独自メソッドを、さらに体系的に学べるカリキュラムも用意しています。興味のある方はぜひ、VSCの過去の講座や無料コンテンツもチェックしてみてくださいね!
下記のリンクから”無料ライディングマスター講座”をゲットできます。
https://village-surf.jp/dl/ent/e/DXu5h1Gk8dTfQTYf/
動画でも動きなどチェックしてみてください。
コメント