【パドリングが疲れる】

あなたもこんな症状はありませんか?

  • 数分で腕が張ってくる
  • 首の付け根が痛くなる
  • 背中が疲れて体勢がキープできない
  • すぐに休んでなかなか進まない
  • 次の日疲れが残って辛い

今回は、このような初心者サーファーの問題を解決していきたいと思います。

 

何故パドリングは疲れるのか?

何故って?そりゃ当たり前でしょ!なんて思っていませんか?

疲れるのは当たり前ですが、初心者の方くらいのパドリングで疲れるというのは、車で言うともともと持っている燃費以上に燃費が悪い状態。、

それも異常に悪い状態だと思って間違いないです。

もし燃費が3倍も4倍も下手すると10倍も悪かったら(他の同じ車種と比べて)、何か壊れているのかも?って疑うのが普通ですよね?

そうです、あなたのパドリングは普通の状態じゃないということです。

上級者は疲れないの?

いや、上級者でも疲れますよ。

でも、その疲れとは違うんです。

初心者の疲れというのは、例えば上級者よりも筋力が10分の1しかないから10倍疲れるというわけではありません。

”慣れているから”というのもありますが、それでも10倍は疲れませんし、10分の1しか進まないということは有りません。

初心者サーファーのパドリングの疲れとは、上級者のパドリングの疲れとは根本的に違うものだと思ってください。

要は燃費を計算するなら、燃料漏れも含めて燃費と呼ぶか、実際にエンジンで燃やした燃料に対しての走行距離を測るか?というくらい違います。

 

初心者サーファーは燃料漏れしている?

簡単に言うとそういうことです。

本来使えるべきエネルギーを垂れ流してしまっている感じです。

たとえばで言うと、エンジンというのは爆発を起こしてエネルギーを作るための”シリンダー”という筒がいくつかあります。

V6とか直4とか言いますね。

何気筒とか。

たとえばV6エンジンは6個のシリンダーが爆発したときの出力を総合して走るわけですが、正常ならこの6個のシリンダーが正しく爆発して力を出します。

それが初心者の方だと、もともと持っているシリンダーを使えていない。

6気筒なのに2気筒で走っているようなものです。

本来使うべき4気筒の部分に行く燃料が、そのもとのホースで漏れているような感じですね。

爆発していないだけではなく、そこに行く前の燃料ホースが漏れている。

なので、通常使うべき燃料以上にただ漏れているという感じです。

そりゃ燃費で計算すると10倍も悪くなります。

 

そうなるとまずはシリンダーで爆発させるかどうかという以前に、燃料漏れを食い止める必要がありす。

 

初心者サーファーはどこが疲れる?

まずは、パドリングをした時にどこが疲れますか?

上から

  • 背中
  • モモ
  • ふくらはぎ

皆さんこのあたりじゃないでしょうか?

特に真っ先に悲鳴を上げるのはどこですか?

また次の日に疲れが残るという場合、どこが特に疲れますか?

 

まずは原因を探っていくと良いですね。

首が疲れる場合

首が疲れる場合は、無理に体を起こそうとしたり、遠くを見すぎてしまったりすると起こりやすいです。

特に猫背の肩の場合は、首から下の背骨が反れないので、その分首を上げてパドルをしようとしてしまいますので、首が常に上に引っ張っている状態になります。

それは首が疲れるわけです。

ここはパドリングで漕ぐ以前に疲れてしまうポイントですね。

 

肩が疲れる場合

肩が疲れる場合は、腕を回し戻す時に手を上げすぎてしまっていたり、出来るだけ前から漕ごうとして手を前に出そうして肩がすくんでしまっている方に多いですね。

これは無駄に力んでしまっているという感じです。

効率よく進もうとしているのだと思いますが、これは逆効果になりますので肩はリラックスしましょう!

 

腕が疲れる場合

この場合は、漕ぐときに力を入れすぎてしまっています。

それも漕ぐこと自体の効率が悪いために、必要以上に力を入れないと進まないということで進むくらいに力を入れているとそうなります。

これを解消するには、正しいストロークを知ると良いです。

ストロークが正しくないので無駄に小さい筋肉に負担をかけて疲れてしまいます。

一番多いのはこのパターンかもしれません。

 

モモの裏・ふくらはぎ

この辺は疲れるというよりは”足がつってしまう”という方が多いかもしれません。

これは、もう疲れを通り越して釣ってしまうのですからかなり症状としては厳しいですね。

疲れるというよりは痛いですね…

この原因は、胸を反ろうとしている方に多いですね。

何故胸を反るのか?

出来るだけ水面から顔を上げるとか、肩を上げるとか間違った知識からきています。

床でやってみるとわかりますが、人間の体は胸とか頭の方が重いので、頭や顔を上げて胸を反らそうとしても足が上がります。

そうしていると足の裏側に力が入ってしまっているんですね。

無理に胸や頭を上げる必要はありません。

 

原因を取り除くために

このように各部に問題があります。

各部から燃料が漏れています。

無駄に体力を消耗しているわけです。

慣れとか、筋力とかそういう問題以前にです。

これを解消するためには…

いくつかのポイントを押さえて練習してみてください。

 

腹筋を意識しましょう

これを見ているあなたは、さきほどの【どこが疲れるか?】という問いで、

腹筋が疲れる

と思ったことは無いはずです。

簡単に言うと、体の前側の筋肉ですね。

これは漕ごうとしすぎているのもそうなんですが、バランスを取ろうとか、腕を回そうという意識があるのでなる症状です。

そのため、腹筋を使うように意識して漕いでみてください。

顔はそれほど上げなくても良いです。

水面ギリギリでも構いません。

その際、膝をボードについて腹筋に力を入れてみてください。

膝は浮かさないでください!

適正浮力で練習する

更にバランスは悪くなると思われますが、VSCの推奨適正浮力の板に近い板で(出来れば範囲内)練習してみてください。

これは【練習】です。

本番ではないので、あくまでも素振り用のものという考え方でも良いです。

上級者が遊び用でツインフィンとかファンボードも持っているように、初心者も練習用にハイパフォーマンスの細長いボードを持っておいても損はないです。

中古でもボロボロでも良いんです。

そんな浮力を適正にしたもので、波が無いときに平水面(波の無い水面)でまずは練習してみると良いです。

適正浮力表←こちら

パドリングの芯が出来ると疲れない

この2つを意識してパドリングを行うと、

徐々に

【パドリングの芯】

が出来ていきます。

これが本当に大事で、体もボードも長細いものなので、芯を保って真っすぐ漕ぐ必要があります。

そうしないと効率よく進みません。

効率よく進まないから力むんです。

燃料は漏れるんです。

 

まずは形はどうでもいいので、

 

  1. 腹筋に力を入れて体をブレさせない
  2. 出来れば適正浮力で漕げるように練習する

この2点を意識して行ってみてください。

間違いなく疲れなくなります。

 

まとめ

初心者のパドリングの疲れは、燃料が漏れているかのように元々使える筋力を活かし切れてないことが原因。

正しくない姿勢をイメージしてしまっていたり、そもそも正しい姿勢が何なのかがわかっていないため。

そこで、

腹筋を使って漕ぐように意識すること

出来れば浮力を下げて、バランス力を矯正すること。

膝をつけて腹筋で板をロックするように意識するのを練習すること。

 

これであなたのパドリングは2倍は疲れづらく進むようになります。

せめて上級者の半分くらいは漕げるようになりたいですね。

頑張って練習してみてください。

詳しくは動画で解説しています。

 

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