【水平テイクオフ】
この言葉は今では一般化してきましたね。
これはかなり前からVSCでは言っているのですが、今から6年ほど前に私がブログで公開しだした言葉です。
それから板は水平だよね?というのは定着してきていると思いますが、実際にこの水平の意味というか、板を水平にしたらなぜテイクオフが早くできるか?ということや、そもそも板の浮力やパドリング力ではないよね?ということを説明できる方は出てきていないように思えます。
私としては水平テイクオフの理論は、サーフィンを教えるすべての人が知っておく必要があると思っています。
当然テイクオフが上手く行かないとサーフィン自体が(ライディング)上手くなるわけもなく、結果的にもっと楽しめないからです。
水平テイクオフが勘違いされている!?
サーフィンを楽しむため、サーフィンを上達するためには必須の水平テイクオフですが、これがただ単に板を水平にするということではなく、結果的に水平になるようにコントロールすることが必要です。
見た感じでただ単に、上級者は板が水平だよね。ほらね。というだけではなく、そこは私が研究してきて、実際に水平テイクオフができない人と数千人向き合ってきた結果から、本物の水平テイクオフを理解していただきたいと思っています。
それをたった数分の動画や、数千文字の文字で表せるか?というとちょっと難しいのですが、この動画で、うねりから押されるメカニズムと、うねりからどうやったら押されるか?をイメージして、実際の水平テイクオフに活かしてください。
これがわかっていないのに水平テイクオフと謳っているコーチも居るようなことを耳にします。
まず、なぜ板を水平イにする必要があるか?ですが、これは簡単に言うと、後ろから波が来るからです。
その後ろからくる波に、いち早く押されるためには、板のノーズを下げてはいけません。
確かに波から降りたくなる気持ちはわかりますが、そこはぐっとこらえて、波に自然に押し出されるまで待つだけです。
待てばしっかりテールから押し出されます。
そしてさらに、その押し出しを妨げてはいけません。
押された瞬間にガンガン漕いでいたりしてバランスを崩してしまうと、真っすぐに押し出される推進力になりません。
そのためには
- 無駄なバタ足をやめる
- 必要以上に漕がない
- 前荷重にしない
- 波から目を離さない
これを意識しましょう!
イメージは
波のこの赤丸の位置に押し出す力があるので
その赤丸の押してくれる波の手にしっかりボードの浮力を当てていく必要があります。
そのためにはいろいろとテクニックがVSCではあるのですが、まずは先ほどの4つの意識をもってやるだけでも、かなり波のキャッチは早くなると思います。
更に動画で水平テクオフの基本を理解する
そして、その水平テイクオフのやり方と、この波に押し出されるメカニズムの説明動画を見て、波に押し出されるというイメージを強く持ってください。
そうすれば
板の浮力に関係なく、パドリング力もいらず、ド初心者でも、『君にはショートは無理だ!』といわれた方も、短期間でうねりかららくらくテイクオフを実現することが可能です。
細かいテクニックはVSCのメソッドに触れてほしいと思いますが、まずはこの動画でイメージして海で試してみてください。
コメント